Spider Junior 1600 ヘッドライト光量アップ



06/1/9 古い車はライトが暗い
私のサイトを細かくご覧下さっている方はお気づきと思いますが、掲載しているほぼ全ての車に対し ヘッドライトの光量アップを施しています。昔の車はオリジナルの状態ではタングステン球が使われて おり、それをハロゲン球に換えただけでは明るくなりません。そればかりか、ハーネスの許容量を 超えた電流が流れてヒューズが切れたり、ハーネスから火災が発生する恐れさえあります。
このスパイダ、既に電球はハロゲンに交換されてましたので、電源をバッテリ直にするだけで かなり効果があるはずと、ヘッドライト用のリレーキットを探したのですが、いまどき売ってない。 だよねー。仕方ないのでジョイフルホンダで汎用のリレーとヒューズを購入しました。
06/1/9 取り付けは簡単
ライトの配線(スパイダーではロービームの配線はグレーに黒線)を切断し、ライトスイッチから来た 線をリレー動作用のプラス電源とします。リレー本体のマイナスはボディアースします。
バッテリのプラスからヒューズを介してリレーのプラスに接続し、マイナスは先ほど切断した線のもう一方 に接続します。このラインの最終的なマイナスはヘッドライト球のソケットから出ているボディアースです。 (これは元々そのような配線になっています)
今回は安全を考えてリレー2個を使って左右のロービームだけに処置しましたが、たぶん容量に余裕 があるので、1個をローにもう1個をハイに使っても大丈夫かも知れません。しばらく様子見。
真面目にやるなら、老化した現状の配線を使わず、新規のしかも太い線を使って引き直した方が いいんですけどね。
06/1/9 ライトの後ろはこんな形になっています
かなりわかりにくいですが、円形の蓋が見えるでしょうか。
古いヨーロッパの車は伝統的?にヘッドライトはボディに溶接された「お釜」の中に納まっており、 球交換の際、ライトを外さなければなりません。ジュリアスーパーもGT1300Jも、VWも356もベンツ280CE も全てそうでした!
しかしスパイダーはライトの正面外側からプラスチック製のライトカバーを付けられる構造になっているため、正面にはライトを留めるリムがありません。そのため「お釜」の後ろ側に蓋が付いていて、球交換の際もここから手を入れて作業します。



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