暑い暑いと思っていたら、もう11月 外されたままになっていたヒーターを、寒くなる前に復活させなければと油断していたらもう霜月。朝晩はヒーター無しでは 足元が少々寒い季節になっていました。 さて、ヒーター機構の状態は?と下へもぐって診てみたら、あらら・・・ちょっと工夫が必要な状態。 |
05/11/5 |
治療前の状態その1 針金で無造作に固定されているレバーはヒータユニット内のフラップに繋がっています。 空冷FLAT4のヒータは、エジゾーストパイプで暖められた空気を、エンジン用の 冷却ファンの風力によって室内に導く仕組みになっています。 このフラップは、暖められた空気を室内に送るか否かを制御するためのものです。 |
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05/11/5 |
治療前の状態その2 ヒータユニットから噴出された温風は、この穴を通って室内に導かれます。 本来はフレキシブルホースで繋げられているのですが、なぜか外されています。 |
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05/11/5 |
フラップをスプリングで固定 フラップは、室内からワイヤーによって開閉します。ワイヤーは引く力はありますが 押すのは難しいので、スプリングを使ってワイヤーが伸びる方向にテンションをかけて やります。この状態でフラップは閉じて(温風が室内に送られる)いる状態です。 |
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05/11/5 |
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フラップ操作用のワイヤー 切れていました・・・・・(写真上) 針金を使ってフラップ開閉レバーと切れたワイヤを接続。切れたワイヤとの接続は配線を連結するためのアルミジョイント (細いアルミパイプ)でカシメました。(写真下の中央を横切る線) アルミ製のフレキシブルホースを差込み、ホースバンドで締めて完了。 |
05/11/26 |
騒音対策 ヒーターが効くようになったのは良かったのですが、パイプを通してエンジンの騒音がモロに入って来るように なってしまいました。たぶんアルミのパイプが共振して音が大きくなっているのでしょう。 その対策としてパイプにグラスウールを巻き付け、さらにアルミテープを巻いて保護しました。結果は良好。 金属的な騒音が抑えられました。 |