ラジエータードレン修復とリザーバ設置



22/07 ラジエーターキャップ下からLLCが滲んできた。
付け根からLLCが滲んでいたので、ブラシで擦ってみたら、ハンダ上手く乗っておらず、隙間が出来ていました。
高温の状態でエンジンを切ったときなど、水路全体の圧力が上がった際、このドレンから圧力を逃がす仕組みですので、ここからLLC滲んでも問題はありませんが、カッコ悪いので、ハンダ付けをやり直しました。
22/07 ハンダが上手く乗らなかったのは半田ごてが小さかったからでしょう。一般的な電子工作用は30W程度です。しかし、放熱効果の高い真鍮製ラジエータにハンダ付けしようとすると、30Wでは熱が逃げてハンダが溶けず、ダマになってしまうのです。
こういう部分には1500W程度の巨大なハンダごてを使って、ハンダを流し込んでやります。
ばっちり付いたので、ついでにラジエータキャップも新調しました。MG-TFの指定キャップは7Lbs(7ポンド)タイプです。
22/04 昔の車は、ドレンから排出されたLLCを大気放出していましたが、LLCは有毒ですし、減った分を都度補充しなければならないので、リザーブタンクを付けました。
これで、現代の車同様、LLCを外に捨てずにラジエータとリザーバを行ったり来たりする仕組みが出来ました。
サマスの水筒みたいにカッコいいですが、密閉式だったので小さな空気抜き穴を明けておきました。



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