出動準備



22/07 車検が切れたままガレージで眠っていた車とは違い、車検を継続している車なので、公道を走るための機能はちゃんと生きていました。
始動性も良く、普通に走って普通に止まります。もちろん、各部の操作性は「ダイレクト」の一言。シフトもカチッカチッと気持ち良く入ります。1速のみノンシンクロ。
快適装備は一切ありません。4速MT、パワステ無し、パワーウインドウ無し、エアコンはもちろん無し、ブレーキサーボ無し、4輪ドラムブレーキですが、クラシックな外観を除けば、私が免許を取って最初に乗った1970年のカローラデラックスもこんなものでした。
ウインドスクリーン(フロントガラス)はネジ二本を緩めると簡単に倒せます。倒したときのためにレーシングスクリーンが装備されています。この状態で走ると、オートバイより爽快です。
22/07
機関系、駆動系は極めて好調ですが、塗装がかなりヤレています。が、ひどい錆や腐りが無いのでこの状態も「味」として楽しむつもりです。
前オーナーは、クラシックカーのイベントに出るのが好きだったらしく、出場車の証であるステッカーがいっぱい貼ってありました。私はそういう趣味は無いので全部剥がしたら、一部塗装も剥がれてしまったので、ペイントを調色しタッチアップしておきました。写真で見る限りわかりません。
幌も汚れていますが、破れも無く、ちゃんと閉まりました。
22/07 スペアタイヤの下にある、一見ブート(トランクのこと)に見えるものは、ガソリンタンクです。
22/07 このダッシュボードとインパネはとても魅力的なスタイルをしています
速度計、タコメーター、時計、油圧計、電圧計、水温計が装備されていますが、燃料計はありません。初期のビートルと同じで、残量はタンクに棒を突っ込んで確認します。エンジンオイルのディップスティックと同じと思えばよいです。
インパネ左端に見える白いレバーはインジケータースイッチ(方向指示器)です。もちろんセルフキャンセル機能はありません。その上の黒くて丸いものはホーンスイッチ。



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