Citroen-DS 遠心ガバナから異音



03/7/5 エンジンをかけて油圧が上がったらコンコンコンとだれかノックする音が
エンジンをかけると、ハイプレッシャポンプがフル稼働して、一気にLHMが DSの全身を駆け巡り、車高が上がって発進準備完了になるわけなのですが、 今日は、どこからかコンコンコンと叩くような音が聞こえて来ました。 ノックの主を捜してみると遠心ガバナのようです。
こんな音は初めてだったので江戸川区のN氏に尋ねてみたら、「油圧ラインに エアでも噛んでんじゃない」とのご助言を賜り、早速遠心ガバナの後ろに あるブリーダからエア抜きを実施したところ、たちどころに異音が消えました。
エア抜きは、ブリーダの頭に透明な(液に気泡があるか目視出来るよう) ビニールホースを被せ、8mmのレンチで緩めます。このときフレアナットレンチ があると作業がしやすいのですが、普通のスパナでも十分です。
03/7/5 ビニールホース
ビニールホースは長さ1mで十分です。先は、LHMのリザーバへ落とします。ブリーダを 緩めるとLHMの放出する勢いで、ホースがリザーバから飛び出すことがありますので、テープで 止めるなどしておいた方が安心です。
03/7/5 気泡の行列
ブリーダをゆっくり緩めると、ビニールホース内に緑色のLHMが通るのが見えます。 しばらくそのままにしておくと、気泡が出て来ます。気泡が出なくなったらブリーダを 締めて完了。



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