Citroen-DS メータ内のアース不良  リアウインカ落下



01/9/22 メータ内の照明が点かない
照度コントロール付きのイエガー製三連メータ!!が夜になると真っ暗・・・照度調整ノブを回しても 全く変化ありません。 しかもウインカを出すとインジケータが左右両方点いてしまいます。 こういう症状はアース不良に決まってる。早速メータを外そうとパネル前面のビス4本を抜きましたが ハーネスか何かが引っ掛かって出て来ません。こういうとき無理に引っ張るとロクな結果にならない のは過去何回も経験済み。コツがあるのかと思い、エスエイチ総合企画の久川さんに聞いてみ たところ、エンジンルーム側からスピードメーケーブルを外せとのご指示。なるほど、DSのメータ ケーブルはメータから50cm位の長さでジョイントがあるのでした。そこを外すとメータはあっけなく 出て来ました。全体的な基本設計は1955年のままでも、メータは進化しており、メータ内の配線はプリント 基板になっていました。 球切れや接触不良が出そうな部分を一通り点検しましたが特に異常無し。仕方なく次の段階 へ進むことに。メータをさらに分解してプリント基板を露出させて見たところ、異常発見! 基板の一部 が割れて、回路が切断されている箇所がありました。 さっそくハンダを盛って回路を復活、組み付けて動作テスト。完璧です。メータが薄緑色に浮き上がり、 なかなかイイ雰囲気です。ウインカを出してもインジケータは出した方向だけ点滅しています。 治って良かった!次は、殺してあるハザードランプの復活だ!!
01/9/22 ウインカレンズ落としちゃった その1
気付いた時にはもう遅い。いつの間にかウインカレンズが落ちていました。 良く見ると、ゴム系ノリで接着しているだけでしたので、老化して寿命が 尽きたのでしょう。ガックシ。
01/9/23 ウインカレンズ落としちゃった その2
ウインカレンズ落とした位でめげない私は、レンズの入手方法を探る一方、きっとまた落ちる に違いない!または同様の目に遭って困っている人がいるに違いない!と思い、代用品を作る ことを考えました。
流用可能な第一候補はバイク用だろうと、友人の経営するバイクショップへ行き、解体処分に なっているウインカから大きさが近いものをピックアップしていたら、「これがいいんじゃない?」 とその友人が薦めてくれたのがホンダSTEEDのウインカアッセンブリ(写真)でした。
なぜこれがお奨めかと言うと、ボディと中身(反射板+ソケット)が別構造になっていて、中身 の大きさがちょうどDSの狭いウインカハウジングに合うのです。これならレンズはネジ留めだし、 再入手も極めて容易。
当初はレンズだけを製作しようと思って、いかにオリジナルのウインカとぴったり同じ大きさに 削るか悩んでいましたが、この方法なら多少レンズ径が合っていなくても落ちる心配は無いし 一挙両得! もう一個作って普段はこれを付け、オリジナルはイベントの時だけ使うことにし ようっと!
01/9/23 ウインカレンズ落としちゃった その3
装着!!結構イイ具合でしょう。明るいし、レンズカットも悪くない。ちなみにSTEEDのフロント用 ウインカを使うとソケットがダブル球仕様になっているため、車幅灯兼用に改造することも可能ですよん。
01/9/24 マイクロロン注入
一度使ってみたいと思っていたマイクロロンをDSのエンジンに注入しました。 高価なだけあって、作法も厳しい。先ず、暖気運転し、エンジンオイル量の 8%に相当する分量のマイクロロンをディップスティック穴から2分掛けてゆっくり 注入。エンジンオイルのフィラーキャップからではない!!
注入はエンジンオイルとエレメントを交換したときと同時が望ましいとされて いますが、これはマイクロロンを混ぜることでオイルの粘度が下がるため、 なるべくオイル粘度が高い状態で注入した方が無難であるという理由からです。 ですから、通常より高い粘度のオイルを使った方がより安心と思われます。 マイクロロンを入れたら、そのまま1時間、または50Km以上連続 走行しなければなりません。ですから、すぐ走行できない状況下 で注入してはいけません。
最初の50kmはレッドゾーンの70%までしか回してはいけません。 これもオイル粘度が下がっているための配慮と思われます。 50km走交後、次の2000kmはオイル交換をしてはいけません。 等、なかなか厳格な作法が記されています。 なお、オイル量に対して8%の分量が、必要な注入量とは限らない と書かれているのですが、いったい必要量はどれくらいなのか? それは書かれていません。
ちなみにLHMにマイクロロンを注入する強者もいるとか。。



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