とりあえずご挨拶



07/3/17 ご尊顔
ジュリアスーパーに比べるとかなり現代的な顔立ちになっていますが、同時代(スーパー以降)のベルリーナと決定的に違うのは 「アルファの盾」がまだ縦長であるという点です。この盾が年とともに丸くなり、どんどんデフォルメされてしまうの ですが、初期型アルフェッタは往年のスーパー、クーペと同じ形を留めています。
07/3/17 サイド
スーパーのようなボンネットからトランクに至る深いプレスラインは姿を消しましたが、ドアの上部だけにわずかにその名残を見ることができます。 ホイルベースは2510cmとスーパーと同寸法ですが、ボクシーでなくなった分ボディ全体が長く見えます。
07/3/17 後姿
デザインしていないんじゃないか?と思えるようなシンプル極まりないリアビューです。独特のえぐれを持った スーパーの後継機に、こんなさっぱりとしたリアビューを作るとは、凄いな。
07/3/17 メータ周り
イエガー製です。しかし、プラスチッキーでおもちゃっぽい仕上げ、これだけはなんとかならないか?と思います。 同時代の日本車だって、もうちょっとマシだったんじゃない?
07/3/17 ダッシュ
天然木ツキ板仕上げのダッシュは割れも剥がれもなく、素晴らしい保存状態です。クロムのバッヂが誇らし気。
07/3/17 ドア内張り
沢山の旧車と付き合ってきましたが、内装がオリジナルで、綺麗であることは、実は 大変重要です。
機関は消耗品ですから、メンテすることが前提として作られています。 しかし、内装は消耗品ではありませんので、細かいパーツが生産中止になりやすく しかも、レストアしたとしてもオリジナルの仕上げには絶対戻りません。 それは、オリジナルの素材や仕上げが上等であるなしに関わらず、オリジナルの 素材が手に入らないからです。
07/3/17 シフトレバー周辺
ロメオと言えば、足元の小高い丘からシフトレバーが水平にニョキっと生えているイメージですが、 アルフェッタの場合、クラッチ・ミッションがリアにあるので、丘(センター トンネル)が無い分、低い位置から短いシフトレバーが垂直に立っています。 リンケージが長いので、遊びが多くグニャグニャなのかと思うと、意外にしっかり したシフト感です。
ニュートラルからローに入れるとき、ゆっくり入れないと、ゴリッと音がするのはジュリアと全く同じ。
07/3/17 トランク
ロメオのセダンはトランクが広い。ヨーロッパ人は、このトランク一杯に荷物を積んで、国境を越え ツーリングを楽しむのですね。さすがTI(Touring International)の国。
07/3/17 ホイル
懐かしいクロモドラのアルミホイルがはまってました。オリジナルの鉄ホイルとキャップも欲しい。
ホイルナットは、真っ赤に錆びてましたので、バフ掛けしてシルバー塗装しました。
07/3/17 キーと取り説
私も数多くの旧車に乗って来ましたがオリジナルキーが健康な状態で残っているのは 稀です。
合鍵屋で起こしたスペアしかなかったり、オリジナルでもどこか欠けていたり。 このアルフェッタのようにイグニッションキーもドアキーもオリジナルが残っているのは嬉しいことです。



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