改めましてマシンのご紹介



21/03 フロントマスク
72年~74年までのグリルはハニカムグリルと呼ばれる黒いメッシュです。
クロムメッキのアイアンバンパーはそれまでのモデルと変更ありませんが、本車はUS仕様なので、黒くて大きなプラスチック製オーバーライダー(別名サブリナバンパー)が付いていたはずです。
21/03 サイドビュー
ワイヤーホイルが気分を出しています。タイヤは165-80-14。
ボディサイドの前後に、アンバーとレッドのマーカー(ちょっとデカ過ぎ!)が付くのもUS仕様の特徴です。
スモールランプと連動して点灯します。
21/03 テール
給油口の横にボディパネルの溶接個所(左右2ヶ所)があるのですが、この年式までは溶接痕が綺麗に処理され見えなくなっています。ウレタンバンパーモデルでは溶接痕(縦のスジ)がはっきり見えます。
マフラーはノンオリジナル。ANSAが付いています。
ナンバー灯もノンオリジナル。
21/03 メータ周りも次世代のウレタンバンパーモデルに比べかなりオールドスタイル。クロムメッキのトリムリングが付いたメータが、古き良き時代の匂いを残しています。
オドメータ、トリップメータ共に健在。しかも、トリップメータのゼロリセット機能もちゃんと動きます。そんなの当たり前でしょ!と言われそうですが、当たり前じゃないのが旧車です。
21/03 インテリア
メータ周り以外はウレタンバンパーモデルとほぼ同じ景色です。ドア内側にアームレストが付くのもこの世代から。
シート、内張り等は張り替えられています。
ハンドルはノンオリジナル。革巻きのナルディに変更されています。これはモトリタに替えたいな。
21/03 エンジンルーム
MG-Bの長い歴史の中で、機関系の進化や変更は沢山ありますが、要するにプッシュロッドの水冷直列4気筒です。
ラジエターの位置がかなり奥まっているように感じられます。冷却ファンは伝統的なクランク直結で、ファンクラッチはありません。ちなみにラジエターの位置は、この次の世代からフロントグリルまで前進します。
写っている電動ファンは後付けで、室内から手動スイッチで動作するようになっています。
写真では見えませんがオイルクーラーが装備されています。
キャブは2連SUです。オリジナルのようです。



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