Spider Junior 1600 ポータブルガレージの強化



05/3/21 全貌
要するに開閉式のテントです。扇子にたとえると、鼎の部分が一点ではなく1mほどの直線のフレームで、そこに骨がボルトオン されており、前後両方が開閉できる構造になっています。
なぜ前後開閉可能かと言うと、台風時に閉めておくと風を受けて破壊もしくは飛んでしまうので、それを避けるため、台風時は 前後両方を開け、中央に畳んで縛っておくためなのです。
それじゃ、肝心なときに車がびしょぬれじゃねーか! ということで、補強することにしました。
05/3/21 弱点その1 地球への固定具がしょぼい
部品の中に数本のアンカが入っていますが、短くて抜けやすく、また指定の打ち込み位置がフレームではなく、左右を 連結する細いバーの部分なので、固定力は強くありません。そこで、表面にリブのある長いアンカを左右のフレームに 二本づつ打ち込みました。
そもそも、車重で押さえる思想で設計されているようです。
05/3/21

弱点その2 開閉部分の骨
開閉部分の骨は接地部分を除いて前後2本づつ。これは開閉時に動かなければならないので、幌に縫い付けられたスリーブ (一本につき2ヶ所)に通してあるだけで、強く固定されていません。しかし、経年変化でほとんどのスリーブが破けてしまいます。 ここは補修テープで補強し、インシュロックで締めてやります。
後方は開閉させる必要はないので、地面へ垂直にパイプを打ち込み、クランプを使って上下2ヶ所で骨と連結させました。
クランプ部分が車庫内に出っ張るので、車体との接触防止にウレタンのパイプカバーで保護しました。
05/3/21 弱点その3 接地部分の骨の固定
開閉しない側はアンカーを打って留めてしまいましたが、開閉させる側は閉めた時だけ強く大地に固定 されていなければなりません。骨にチェンを付けるためのパーツが付属されていましたが、チェンの内径が小さく、 太いアンカを引っ掛けることができなかったため、楕円形の大きなリングを使いました。
05/3/21 弱点その4 骨の連結
幌を支える骨は左右一本づつの直管と天井部分のコの字型の管の三本を連結します。 オリジナルの指示では差し込むだけなのですが、それではあまりに弱いので、ドリルで 穴を明けボルトナットで締めました。



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