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ついに、W1に乗る時が来た。 で、改めてW1SAとは? 大雑把に言うと、W1はシングルキャブ、W1Sはツインキャブ、W1SAはW1Sを左足シフトに変更したモデル。 いざ乗ってみると、とても軽くて運転しやすい。ポジションもシート高(81cmもある)以外日本人体形にフィットして乗車姿勢に無理が無い。 噂の振動は、メータ読みで75km/h辺りに振動が収束するポイントがあって、実に快適だ。 しかし、それを超えると速度に比例してステップとタンクに盛大な振動が伝わってくるが、一般道を60km/h前後で走る分には、全く気にならないレベル。 振動といえば、昔乗ったドカティ900にも振動があったが、速度に比例してシャキッと(振動が収束)してくるのがイタリア車だなーと思う。これはアルファロメオのジュリアシリーズも同じで 100km/hを超えた辺りから地面に吸い付くような安定感があり、1960年代の車であることを忘れる。 1966年のP130セドリックは、80km/hで車がどこへ飛んで行くかわからないほど不安定になったのを思い出す。 |
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よく作ったもんだと感心してしまうリンケージ。 この複雑な仕組みによって、ミッションを改造することなくシフトペダルとブレーキペダルの左右逆転を実現しているのだ。 |
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フロントブレーキのアーム類が左側にあるのはSAだけ。 雨の日、ブレーキ内に水が入らないようエアスクープにシャッターがある。 |
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色っぽいエギゾーストパイプ。 いわゆる「手曲げ」っぽい曲線美だ。左右エキパイが連結されるのはW3から。 Yの形をしたクランクケースは、そのルーツを思い起こさせる。W1SまではKASASAKIとだけ書かれておりWのマークは無い。 |
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チャーミングなハンドルロック まるで自転車のロックだ。自転車同様、走行中、キーは刺さったまま、駐車時はロックしてキーを抜く。 |
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必要かつ十分なメーター ニュートラルランプ、ウインカーインジケータランプがメータ内に収まり、とてもすっきりしたデザイン。 ここで、問題発見。オドメータとトリップメータが動かない。 走行に支障の無いトラブルなので安価に済ませたいが、修理も中古品も高いのだ。 |