マシンのご紹介



23/06 コンバーチブルには珍しい、右ハンドルです。ヤナセがイギリス仕様を輸入したのかも知れません。
当時のカタログがヤナセのホームページに公開されていますので、紐解いてみると、この車体色はスマトラグリーンという名称でした。
車体色、内装の材質や色、幌の色が選択可能で、スマトラグリーンのボディを選んだ際のお勧めのコーディネートは、白い幌にベージュの内装と記載されています。
正にこの車がそのパターンです。
その他、どんなヒストリーを持つ車なのか、ちょっとした情報の切れ端をキーワードにネット検索すると、某ショップが2015年頃外装をオリジナルカラーでリペイント(室内はオリペン)、幌張り替えを実施したことがわかりました。また、整備記録簿から、クラッチ交換やブレーキ系のO/Hも実施されていました。
23/06 ロケットテールとかアイロンテールと呼ばれるテールランプ。かつて私が乗っていた1969年のコンバーチブルもこの形のテールでした。
ワーゲンの幌は、皮一枚ではなく、三層構造になっており、断熱効果の高い中綿が分厚いので、幌を畳んでもこの写真のように大きく出っ張ります。
ビートルコンバーチブルならではのこの姿、好きです。
23/06 1302型から、フロントがストラットサスになり、トーションバー時代のようにボディとプラットフォームを分割することが出来なくなりました(分割する必要無いけど)が、トランクが劇的に広くなりました。
当時ヤナセは1302をダイナミックビートルとカタログに記載し、最新式をアピールしていましたが、2年後1303型が出たために、1302は過渡期のモデルにありがちな中途半端な存在になってしまいました。
23/06 エンジンは1600ccのデュアルポートです。
エアコンが付いています。いわゆる「後付けクーラー」です。良く効きますよ。でも、幌を閉じて乗ることはないので、あまり出番は無いかもね。
23/06 ダッシュボードにパッドが付くのはこの年式からです。
従来の鉄板むき出しのダッシュボードもワーゲンらしくて良いですが、これも安全に対する時代の流れですね。
木目調シートはノンオリジナル。私の趣味ではありませんが、上手に貼ってあるので剥がすのに忍びない。。。。



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