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右側のキャリパーもO/Hしましょう。 左は緊急性が高かったので、とりあえず左だけやりましたが、本来左右同時にO/Hするのがセオリーです。 改めまして、O/Hキットの内容です。(片側分) 一番重要なのは写真中央の、断面が四角いオーリング(リップシール)です。断面が四角いおかげで、ブレーキペダルから足を離すとブレーキパッドを押していたピストンが元の位置に戻るんです。断面が丸だとピストンが戻らないので、戻すためのバネ等が必要です。 余談ですが、ショベルヘッド時代のハーレーに付いているバナナキャリパーは丸断面のリップシールなのでピストンを戻す仕組みが装備されています。 |
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あらら、右も結構錆びてました。 ブレーキの利き具合等、体感出来る不具合はありませんでしたが、バラしてみるとかなり錆びてました。 フルードも結構汚れています。 ブレーキペダルを踏んでピストンを押し出すときやエア抜き作業の際は、ブレーキフルードのリザーブタンクが空にならないよう、まめにフルードをつぎ足しながら作業しましょう。 |
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きれいに磨いてピストンを押し込みます。 |
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エア抜きします。 ブレーキパッドとピストンの当たり面にスレッドコンパウンドを塗って組付けます。 スライドピンを留めるボルトの頭は1/2インチまたは13mm角、スライドピン側は17mm角です。特にスライドピン側に掛ける17mmのスパナは薄い方が作業しやすいですよ。 最後にエア抜きして作業完了。ブリードニップルは8mm角です。 |