フロントブレーキキャリパーからフルード漏れ



21/1 いきなり、フロントブレーキのタッチが柔らかくなった。これはエアでも噛んだかなと思い、リザーバタンクの蓋を開けてみると、フルードの液面がかなり下がっている。
フルードを規定量まで足し、ブレーキレバーを強く握ってポンと放して振動を加えてやると気泡が出て来た。これを何度も繰り返すとエアが抜けタッチも硬くなったが、液面が下がった原因を探る必要がある。
マスターシリンダ付近に漏れや滲みはなく、ホースに亀裂も無いのでキャリパーをばらすと、中がフルードで濡れていた。
Oリングが劣化しピストンの密着性が落ちてしまっているようだ。
21/1 早速オーバーホールキットを発注し、パーツが届く前にピストンを抜いて掃除しておこう。
車だったらピストンを抜くのにエアコンプレッサーが必要なところだが、手で抜くことが出来た。
かなり汚れている。
21/1 ピストンにはヘドロ状になったフルードがこびりついている。これを綺麗に洗浄し、側面も磨いておく。
21/2 オーバーホールキットが来たので早速交換。
ダストシールとOリングにブレーキフルードを塗り、滑りを良くしてから押し込むだけ。
ショベル用のフルードはDOT5です。
漏れたフルードが染み込んでしまったブレーキパッドは捨て、新品(純正品)に交換。
オートバイはひとりでエア抜きできるからイイネ。



インデックスへ

トップページへ

戻る

次へ