ご紹介



  
フロントビュー
デザインはピニンファリナ。
同時代にピニンファリナがデザインしたマセラティやフェラーリにも見られる メッキ枠付き丸目4灯ヘッドライト。歴代セドリック中最もイタリアンな 風貌です。
リアビュー
五角形のテールランプは前期130型の特徴。同じ前期でも極初期型にはアルミの リアガーニッシュがありません。
サイドビュー
横から見るとがっくり下がったテールがよくわかります。同時代の ブルーバードも尻下がりのあだ名を頂戴し大変不評でした。セドリック 130型もモデルチェンジの度にテールが上がって行きます。この型と 次世代型ではリアウインドウからテールまでのラインが全く違います。
エンジンルーム
OHV直列6気筒のJ20型エンジン。キャブは一機(日立製)です。ミッションはコラムマニュアルの 3速。手前に大きなクーラー用ボルグワーナ製コンプレッサが見えています。
インパネ
このデザインは凄い! 中央は体温計みたいに赤い棒が伸びて速度を表示する速度計。
左上;水温計
左下;時計(壊れてる)
右上;電流計
右下;燃料計
インジケータランプは左から
BREAK;サイドブレーキではなくブレーキフルード液量警告灯 黄色
OIL-P;エンジンの油圧 赤
BEAM;ハイビーム 赤 (この時代は青ではない)
FUEL;燃料切れ警告等 黄色
速度計の下部左右にある方向指示器の色はオレンジです。インジケータの色が方向指示=緑、 ハイビーム=青 に統一(ドイツ式)されるのはこれより後で、130の時代は統一されていませんでした。
ホーンリングに隠れていますがワイパースイッチはインパネに付いています。 間欠モードはありませんが無段変速型です。ウォッシャー電動モータ付き。
AMラジオ
FMラジオではないのは、FM放送が始まっていなかったから。。。。FM東海(現:東京FM)の 実験放送はやっていたかな?

ルームミラーの切り替え
防幻ミラーの切り替えが可愛い! つまみを水平方向にくるりと回して切り替えるのですが、 お陽様マークは昼間モード。夜間モードはお星様マーク。
リクライニングシート
リクライニングシートはオプション。使い方は現代と同じですが、メッキの仕上げ が美しい。
後部座席の三角窓
ショーファードリブンの証。初期型はリアの三角窓も開閉します。セドリックと言えども クーラーは超高級オプションの時代。社長も後部座席で汗かいていたんです。
給油口
給油口はこんなところに付いています。昔は真後から給油する車は沢山あったのですが 追突されて給油口が壊れるとガスが漏れやすいためでしょうか?今では全く見られません。 初代セリカも真後でした。
キーを右に回すとトランクリッド、左に回すと給油口を隠しているナンバのロックが外れ ます。ちなみに室内からはトランクも給油口も開けられません。全てキーを持って車外から。



トップページへ

インデックスへ