愛車遍歴番外編(こんな車にも乗っていた)



1985年 フォルクスワーゲン1200LS 1976年式
この頃は、まだ初年度登録から10年経っていないワーゲンがいっぱいいました。
当時は車齢12年を越すと毎年車検を受けなければならないという恐ろしい制度が生きていたので、9年落ちの車なんて「商品価値ゼロ」だったんです。
国道16号の「五目中古屋」(国産外車新旧なんでも売っている中古車屋を指す造語)で65万で買いました。
1985年 フォルクスワーゲン1500コンバーチブル 1969年式
お金も無いのにどうしてもコンバーチブルが欲しくて、安ければ何でもいいと思い、等々力のFLEXオート(当時はワーゲン専門店だった)で最も安かったコンバーチブルを買いました。165万円でした。既に16年落ちの車ですから、毎年車検なので、1992年に手放すまで毎年車検を受けさせられました。
この車が安い理由は、スポルトマチックだったからで、友人からは、壊れるからやめろとか、今更古いワーゲンなんてなんで乗るの?と散々言われました
でも、他人の意見なんて関係ありません、好きな車に乗るのが一番楽しいのです。これで八甲田山まで行きましたがノントラブルでした。
外装の6V仕様化、幌張り替え、エンジン載せ替え、スポルトミッションが壊れて交換、最終的にはクーラーも付けたりと、色々やりましたが最高にハッピーな車でした。
写真は納車日に撮影したもの。フロントウインドウから顔を出しているのはワタシです。
1992年 シボレーエルカミーノ SS396 1969年式
一度はマッスルカーに乗っておかねばと思い知人から200万円で買いました。とにかく、水温管理が大変で、ラジエーターを新品に交換したり大きな電動ファンを付け対応しました。燃費は最悪でリッター2kmしか走りませんでした。これでドライブに行くと、ご飯を食べるタイミングで給油しなければなりませんでした。
でも、ハンドルは小指一本でスルスル回るほどパワステが強く、6400ccエンジンの圧倒的なトルクは乗りやすいことこの上なく、燃費さえ考えなければ最高に楽ちんな車でした。
1998年 ALFA75 MILANO2.5 1991年式
ジュリアスーパー以外に、エアコン付きの車も欲しいなと思い、埼玉のアルファロメオショップにて95万で購入。
フロントにV6、2.5リッターエンジンを積んでいますが、ミッションがトランスアクスルなので、頭の重さをほとんど感じない軽快なハンドリングでした。
首都高都心環状線は狭くてクネクネ曲がっているので走りにくいと感じますが、この車だとスイスイ走れちゃう。
運転が上手くなったような気分にさせてくれました。
2001年 シトロエンXM V6 3.0 1991年式
シトロエンDS20を買った際、オマケとして付いてきました。さらに、別ルートから部品取り用としてもう一台貰い、いざという時に備えておりました。
だって、はっきり言って欠陥車なんですもの。。。マイナートラブルは書ききれないほどあり、長く維持するには余程XMにほれ込んでいないと難しいでしょう。
シートも、ハイドロニューマチックの乗り心地も、スタイルも素晴らしいんですけどね。
あ、もちろんエアコンは全くお話になりません。高いお金を掛けて治しても、治りませんから。
2009年 ゴルフクラシックライン コンバーチブル 1800cc 1991年式
知人の紹介で30万円で購入。
運転しやすさは抜群で、さすが世界の大衆車です。しかも、この年代のヨーロッパ車にあってエアコンはばっちり効きますし、落ち着いたベージュのジャーマントップは電動ですから。これ以上何を望みますか?という車でした。
2023年現在、この車もかなり高騰しており、気軽に買えなくなって残念です。
2010年 トヨタクラウンロイヤルサルーン 2ドアクーペ 2800cc 1979年式
2010年、奇跡のワンオーナー車を名古屋で発掘。20万円でした。
ワンオーナーだから調子が良いかというと、そうでもなく、安心して乗れるようになるまで電装系を中心に手を掛けました。
歴代クラウン最後の2ドアは、その希少価値から、値上がり中。2ドアクーペと言っているけど2ドアサルーンですよね。
場末のスナックを思わせるフカフカシート。柔らかいサスペンションに、軽く回るパワステはまるでアメ車です。昔のクラウンはアメ車を目指していたんですね。
絶えて久しいランドートップも、今見るとおしゃれです。
2.8リッター直6エンジンは静かでスムーズ。いい車でした。
写真は、売りに出した時に撮影したもの。
2012年 ボルボ780 2ドアクーペ 2800cc 1991年式
イタリアデザインのボルボ2ドアクーペ。友人の紹介で10万円で買いました。
私、2ドアに弱いんですよ。つい手が出てしまう。。。。
エンジンは定番の直4ではなくV6です。同時代のヨーロッパV6(MILANOやXM)と同じフィーリングのエンジンでした。
ボルボと言えば240や940のステーションワゴンが人気ですが、この780や262といった2ドアもレアでカッコイイです。
ただ、寒い国の車なので、エアコン(冷房)が全くダメです。



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