アラジンブルーフレームの芯交換(シリーズ16)



1.チムニーを上げます
シリーズ16を題材にして、芯交換の手順を説明します。
アラジンブルーフレームシリーズには芯が二種類あって、IR〜シリーズ15までの15型用芯と、シリーズ16〜現行のBFシリーズまで 共通に使える16型芯があります。今回使用するのは後者です。新品の芯には詳しい交換手順書が添付されていますので、作業する際はそれ に沿って実施してください。
2.バーナーバスケットを外します
真上から向かって左回りにまわすとバーナーバスケットが外れます。固着している場合がありますので軍手をした方がよいでしょう。 バーナーバスケットとリザーバの間にガスケットが入っている場合と失われている場合がありますが、無くても特に問題はありません。
3.芯をいっぱいまで繰り上げます
ハンドルを右に回し続け、芯をいっぱいまで繰り上げます。ピニオンギアがウイックキャリアの下端まで行ったら、芯を手で掴んで 上に引き抜きます。
4.ウイックキャリアから芯を引き抜きます
ウイックキャリアのスリットに芯のフックが引っかかっていますので、芯を手で潰す感じでフックを外し芯を引き抜きます。
このとき、ウイックキャリアをあまり強い力で掴むと変形してしまいますので注意して下さい。

シリーズごとにウイックキャリアにバリエーションがありますので芯に添付された手順書に従ってスリット位置を決めて下さい。
5.新しい芯をウイックキャリアに装着します
ウイックキャリアの内側をよく掃除し、もし錆やザラつきが多いようでしたら、目の細かい紙やすりで磨きます。芯をウイックキャリアの 上側から入れ、下から芯の裾を引っ張ると装着しやすいです。ウイックキャリアの上端の淵に芯の帯(黄色の)が引っかかってめくれ ないよう注意して下さい。
6.ウイックキャリアのスリットに芯のフックを合わせます
芯がある程度入ったら、ウイックキャリアのスリットに芯のフックをセットします。
7.芯の裾を押し込みます
シリーズ16以降はタンク内部が二重になっているので芯が入る隙間が芯の厚みギリギリです。 裾がめくれてしまわないよう細い棒やヘラで押し込んで下さい。
8.芯がスムーズに上下するか確認して完了です
芯を下まで下げてみて、スムーズに上下すれば完了です。
もし、引っ掛かりがある場合は一旦外して、手順7からやり直して下さい。



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